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KSACプログラム2023町工場BOOTCAMP

アプレンティスシップ工場萌えツアー

株式会社生田さまとの3日間

自分が起業した時に役立つ情報や経験、知識を学びました

​アプレンティスシップの様子

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【アプレンティスシップ中の活動】

創業70年を超えるランドセルの老舗、株式会社生田。最近は、「ランドセル工房 生田」で培ったランドセル製造技術を活かし、丈夫で洗練された大人のリュック・バッグ専門店「IKUTA KABAN」も展開しています。 今回おうかがいしたのはアプレンティスシップ2日目の午後。おうかがいした時は学生と社長が机を並べて仕事をしており、学生の馮(ひょう)さんは自ら提案したというChatGPTを使った広告文章作成に取り組んでいました。

 

長井社長は、金融機関との打ち合わせに同席させたり、社員も見たことがない金融機関向けの資料を見せるなど、普段は見せることがない経営のお金に関する部分も開示するなど、「何か少しでも持って帰ってもらえたら」(長井社長)という想いが伝わるアプレンティスシップとなっていました。

 

同時に、すでに起業して事業に取り組んでいる知人や取引先業者にも引き合わせてもらうなど、経営の現場やリアルな経営者の声を聞く機会も作ってもらっていました。 長井社長は「起業をめざしていると聞き、経営だけではなく人と人のつながりの大切さなども伝えたいと考え、いろいろな人と会って話をしてもらう機会を用意しました」と語っておられました。

 

馮さんは「とても貴重な資料を見せていただき、ここで学んだことや見聞きしたことすべてが、将来起業する時に絶対役立ちます」と語していました。

【アプレンティスシップ終了後の社長コメント】

株式会社生田 代表取締役 長井宏治

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これまで中学生や高校生の職業体験を受け入れたことはありますが、大学生を受け入れた経験はありませんでした。3日間も大学生と一緒に過ごす機会は貴重だし、面白そうだと考えて受け入れを決めました。

 

どんな形で3日間を過ごしてもらおうか考えましたが、馮くんと話をしてみると、起業して経営者になるという具体的な目標を持っていました。ならばランドセル製造の現場よりも、リアルな経営の現場を見てもらう方が彼の将来に役立つと考え、私の横で3日間を過ごしてもらうことにしました。 

私自身も彼と過ごしたことで、疑問点をすぐに解消しようとする姿勢や合理的な思考などの大切さを再認識しました。同時に、ChatGPTをはじめとしたAI活用技術に関する知識が深まるとともに、常に新しいものを取り入れようとする姿勢は大いなる刺激となりました。

【アプレンティスシップ終了後の学生コメント】

関西学院大学 教育学部3年 馮(ひょう)一原

長井社長はもともとランドセル職人から経営者になり、現在は経理や広報といった経営に必要な業務をたくさんひとりで行っています。それらの知識は、すべて経営者になってから学んだと聞いて凄いと思いました。

 

私からはChatGPTなどのデジタル技術を活用することを提案し、社長からは「今後使ってみるよ」と言っていただきました。 私の目標は、できるだけ早く日本で起業することです。ですから、経営に関する話をたくさん聞けたことはとても勉強になりました。

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普通なら見ることができない銀行とのやり取りや試算表、見積なども見せていただき、自分が起業した時に役立つ情報や経験、知識を学びました。

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